01犬猫の殺処分問題
現在日本において自治体による犬猫の殺処分頭数は、毎年減少の傾向にあるとはいえ令和3年度の統計では、犬猫合計で14,457頭(令和3年度動物愛護管理行政事務提要より)に登り、その多くが自治体に引き取られるまでは、可愛がってくれていた飼い主がいた犬や猫たちになります。
主を失い殺処分されるのはとても可哀想だと思いがちですが、実は飼い主側からしても、やむを得ない事情(飼い主の死亡や飼育できない身体状態など)などから自治体で引き取る場合が多く、ペットと飼い主双方にとって殺処分はとても耐え難いものになっています。
協会では、飼い主がどのような状況になったとしても、大切なペットが殺処分にならないための解決策を考え、その普及活動を行っています。